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水天宮【すいてんぐう】(福岡県久留米市)

神社といいましても、

・八幡宮  (応神天皇)
・稲荷神社 (稲荷大神)
・天満宮  (菅原道真公)

など大きく分けられそうですよね。伊勢神宮などの○○神宮と呼ばれる神社もたくさんありますが、祭神での統一性はあまりなさそうでした。
ちなみに大分県の宇佐神宮は、神宮と呼ばれていますが八幡宮の総本山です。
また稲荷神社の神は稲荷大神(稲荷大明神)であり、お稲荷さんはきつね様と思っている人が多くおられるようですが、きつねは稲荷大神の遣いです。
ちなみ稲荷神社の総本社は京都の伏見稲荷大社、天満宮は天神様(菅原道真公)を祀る大宰府天満宮が総本宮ですね。

とまぁ神社の歴史は深い次第で、いつかゆっくりと古事記や日本書紀を読みたいなぁと思っているところなんですね、九州はその舞台が多いみたいですし。

で、今回はこちらも総本宮とされる久留米の水天宮に行ってまいりました。

ファイル 83-1.jpg
祭神は

・天御中主神 (あめのみなかぬしのかみ) 
・安徳天皇 (あんとくてんのう) 
・高倉平中宮 (たかくらたいらのちゅうぐう)
・二位の尼 (にいのあま)

とされています。
中でも「天御中主神」は古事記に登場しており、宇宙で最初に登場する神とされ、また高天原の主宰神とされています。高天原は天から現れた神々である天津神(あまつかみ)が集まる場所であり、そこの主宰神ということは天津神の中心、首領といった神になると思われます。
まぁ、そのお名前からしても神々の中心的な存在と思わせますよね^^

ファイル 83-2.jpg
でも、天御中主神が水天宮とどう結びつくのでしょうか。
どうやら直接は結びつかないようです。
時代は源平合戦の頃、あの有名な壇ノ浦の戦いで義経に平家一族が敗れるとき、安徳天皇は祖母である平時子に抱かれて海へ身を投げ8歳で崩御とされています。歴代最年少の崩御とのこと。
その後、平家方に仕えていた官女、按察使局(あぜちのつぼね)伊勢は源氏の手を逃れて筑後地方へ辿り着き、この筑後川ほとりの鷺野原(さぎのがはら)で、安徳天皇と母である徳子、祖母の時子を祀ったとされ、それが水天宮の起源だそうです。

ファイル 83-3.jpg
確かに境内の隣には筑後川の堤防が隣接しています。久留米市街よりも少し離れた住宅街に位置しており、神社らしい木々に覆われ静かな空間が広がっています。

ファイル 83-4.jpg
水天宮本殿の裏手には、水神社があります。末社になるのでしょうか。
祭神は航海の神様とされる彌都波能売神(みつはのめのかみ)と、安産の神様とされる鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)。
で、特徴的なのが写真の肥前狛犬。
水天宮のHPによれば、「自分の痛いところを撫でればその痛みがとれるという事で「撫で狛犬」とも言われ地方の方々からもその崇敬は篤いものです。」とあります。

ファイル 83-5.jpg
水天宮を訪れたのは実は2回目です。
たぶん前回訪れたのは4年ほど前だったと思いますが、社殿の改修のための足場が組まれていましたが、全体の雰囲気はほとんど記憶と変わってなくてほっとしました。
写真は、水天宮から上流を見た筑後川です。

水天宮の夏の行事に、筑後川花火大会があります。西日本最大級の花火大会としてその名を轟かせておりますね。
慶安2年(1650年)に、水天宮社殿の落成記念として花火が打ち上げられたのが、筑後川花火大会の始まりとされています。

しかし45万人とも言われる見物客の多さに、安全性などの面から花火の打ち上げ場所を巡って実行委員や警察では頭を悩まされているようです。
まぁ水天宮に起因して始まった花火大会ですからねぇ、なるべく水天宮の近くで打ち上げられたら良いとは思いますけど.....
もっとも心配されているのは水天宮の神々やもしれません。

今年は見やすいかな....って(笑)

全国総本宮 水天宮のHP

★水天宮の場所(マピオン)

(2006年10月上旬撮影)


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コメント一覧

keiz(kz) Eメール URL 2006年10月15日(日)22時01分 編集・削除

恥ずかしながら、こんな立派だとは知りませんでした^^:
仕事では 久留米市内よく行くんですが・・・

今度寄って見ます。

マピオンでも案内、ありがたいです。

ゆったり管理人 2006年10月16日(月)22時47分 編集・削除

keiz(kz)さん、こんばんは。
おお、行かれたことなかったのですか。ご紹介した甲斐があります~^^
訪れた日は日柄が良かったのでしょう、七五三のお祝いで訪れている数組とお会いしました。
是非立ち寄られてみてくださいまし。



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