前編は こちら
それと前編記載に洩れがありました。
・アーモンドチョコレート(持ち込み210円)
・ホットコーヒー(ミルク2個)
をさらに飲み食いしておりました、謹んで追加訂正いたします^^
さて、ほろ酔い満腹状態のオイラは、ちょうど搭乗手続き中と表示が変わった福岡行きの便に乗り込みました。
この日の飛行機はボーイング747、座席は2階席への階段を上った正面です。
(後にこの席であることが最大の救いとなりました^^)
この場所は、2人がけの1列のみ、正面は階段と荷物室という位置で、後ろは客室乗務員さんの飲み物を用意したりする場所。よって、後ろも前もいないオイラの好きな席です。
隣には、私より年配風の男性が座りましたが、私がアルコールの臭いを発していたからでしょうか、客室乗務員の許可を得て空いている列の席へと移動していきました。
(これも幸いでした^^)
そういった動きを眺めつつ、タオルケットを客室乗務員からもらい即座に睡眠モードへ。上空で配られる飲み物の中でコンソメスープが好きなのですが、もう入りませ~ん。
そんなことは気にせず福岡到着まで寝ておこう....とすでに離陸時にはもう記憶がなかったのですが.....
(うっ)
(はぁはぁ....うっ)
(んんん....) はっ!!
私は突然目が覚めました。
シート横には、ドリンクサービス中に寝ていた乗客の席へ貼られる「おめざめですか」シールがあったので、かなりフライト時間は経過しているようです。
目を覚まし、意識の覚醒が進むにつれて猛烈にヤバイ状態であることがわかりました。
ズバリ、吐きそうなんです!!
かなり焦りを感じます。
気を抜くとマジで自分の着ているスーツからシート+フロアを汚してしまいそうです。
(マジでヤバイ!)
とっさに各シートに置いてある紙製「汚物袋?」の存在を思い出しましたが、下手に動くとそれがきっかけで噴き出しそうです。
アレだけ飲み食いしているので、そりゃ噴き出す量はすごいだろうと今にして思えば恐ろしい状況です。
動くに動けず、どうすれば....なんて考えている間にも、どんどん気分は悪くなる一方。
気持ちを落ち着かせて、なんとか込み上げる感覚を抑え込むのが精一杯です。
ここからトイレって、2階席は最前部、この席は最後部.....
最悪です。
途中の通路ででも噴出してしまえば、この席でゲロ生成するより被害が甚大です。
(そうなりゃもうJALには乗れんな)
とてもトイレまで行く気がしません。
いや、行ける気が微塵も起きません。
ますます気分が滅入ります。
全身脂汗がこれまでに経験したことのないスピードで湧いています。
ふと冷静に思いました。これは腹部を圧迫しているのが原因だ。そういえば離陸前から爆睡しているので、座席は倒していません。
すぐさま座席を最大に倒し、また隣がいないことが幸いしてシートにできるだけ斜めに座り、なるべく腹部がまっすぐになるようにしました。
足も前方へ投げ出したようになって、この席でなければ不可能な安静体制です。
しかしすぐには気分は良くなりません。
ついには汗ダラダラの中、視界が暗くなってきました。
周辺から暗くなっていき、だんだん、だんだん、視界が中央部分に絞られてきます。
これが“意識が遠くなる”ということか.....
こんなところで意識を失ったら、そりゃニュースですな。
“本日、羽田発福岡行のJAL○○○○便の機内で、男性が飲食物を大量に吐いて意識を失い倒れました。機内では嘔吐物の臭い等により騒然となり、男性の容態を心配した機長の判断により関西国際空港へ緊急着陸する事態となりました。調べによりますと、この男性、搭乗前にラウンジで大量のビールとおつまみ類を飲み食いしているのを多数の人に目撃されており、この件との関連性を調べています。専門家によりますと・・・・”
こんなニュースいやです^^
視界はどんどん狭まり、ほんと中央部分のみまぁるく見えてるなぁ、となったときに、
こりゃホントにヤバイよ
もう恥も外聞もありません。
原因は腹部の圧迫に違いないと確信しまして、ベルトをはずし、ズボンのフックもはずし、ファスナーも下ろし、腹部を開放しました。
内心(オイラは変態でも露出狂でもないよ)と言いつつ。
(タオルケットでさりげなく隠せたのでよかったです、借りててよかった)
そしてしばし安静。
意識の中では、なんとしても“ウェッ”とならないよう必死に戦っておりました。
とても変な唾液が湧いてきて困ります。
なんとかしてくれ~神様~
もう祈るしかありません。
(はぁはぁはぁ)
すると、神頼みのおかげか、腹部大解放の効果か^^、視界が急速に明るくなってきました。
汗をダラダラかいているのに感覚が麻痺していた体も、濡れているシャツの様子を感じるようになってきました。ぐっしょり、凄い汗の量....みたいです。
でも回復の傾向です。
よかった、最悪の結果は免れた。
気分も快方に向かっているのが分かります、もうゲロを生成することはなさそうだ....
一安心です。
と、ほっとしているところに、「お飲み物は何か....」と客室乗務員の声。
内心(こんなときにやめろ~っ)です。
さすがに断りました、声を出すのは怖くてジェスチャーで(笑)
さらに気分が落ち着いてきました。なんとか悲惨なことにならずに福岡に着きそうだな。
と安堵するオイラに非情なアナウンス.....
「当機はこれより約10分で福岡空港に着陸いたします。テーブル、シートを元の位置にお戻しください」
ガビーン!! どうしよう、シートを戻すと腹部を圧迫するよな....
と迷っているところに
「お客様、申し訳ありませんがシートをお戻しください」
と満面の笑みの客室乗務員さん。
頷くオイラ....(涙)
だって、口を開くのが怖いのです、口から胃にかけての刺激はまだ危険... それほど追い込まれた心理状況+体調にあった次第です。
で、席を戻すオイラ。っておーい、大丈夫なのか?
大丈夫かもしれない....と思いましたが、悲しいことにその結果はすぐに分かりました。
腹部の圧迫のため、また気持ち悪くなってきました。
ただし今度は、化粧室に入ることも禁じられている着陸前。もしもの際はこの汚物袋しかありません。
(撮影は別の日 2006年10月上旬)
気分の悪化ペースはさきほど経験しているので、どれぐらいまでなら耐えられるというのもなんとなく把握できてますが、とても着陸までは持ちそうもありません。
また油汗がダラダラ出てきました。
本気で汚物袋に口を突っ込もうかなと思うほどです。
視界はまた暗くなりはじめ....
(またまたヤバイ!!)
と、客室乗務員も自分の席に座ったようです。
ちょうどこの席は視界に入りません。
オイラはすぐさままたシートを倒し、斜め方向に最大限、体を伸ばして座り腹部圧迫要因を大解放しました。無論オイラは変態でも露出狂でもありません^^
というか客室乗務員に気分が悪いと話せばよかったのでしょうが、飲み食いしすぎが原因なんて恥ずかしいし、変に口やら喉を動かす刺激が危険な状況というのもあったし、もうここまできたら乗り切るしかないと思っていたのです。
そして気分がとても悪い状況の中で、福岡空港へ着陸です。
そのショック、ご勘弁....(涙)
必死に耐えて、無事着陸しました。
なんとか腹部圧迫解放状態ですが、まだまだ気分は悪いのひとこと。
これから回復するのにしばし時間がかかります。
福岡空港へは箱崎方面から進入したようですから、滑走路から誘導路を通りターミナルビルまではけっこうあります。
この移動時間を利用してなんとか歩ける位まで復活する必要があります。
時間との勝負です!!
が、こんなときの時間は早い。
あっという間にターミナルビルに到着....
そして、あっという間に通路が接続されたようで、
「お待たせしました、前方2箇所の出口より....」
とアナウンス。
いつもはあんなにまだかなぁと思っているこの時間、感覚なんていい加減です(笑)
まだオイラは動けません。
快方中ですが、まだ歩くなんて気になれない状況です。
少しずつ2階席の人々も動き出しました。内心(慌てずゆっくり降りましょうよ、皆さん)という祈りに似た気持ちです。
この人たちが全員降りるまでは時間がある.....
ここまできたら、何事もなかったように帰るぞ.....
必死に体調というより、気持ちと整えます“ウェッ”とならないよう....^^
どんどん2階席の人が階段を降りていきます。
ついに最後、オイラの番。
立ったらズボンが下りちゃったなんてことはないように、フックは止めて^^
ゆっくりと立ちました。
おっ、いけそうです。
荷物を持ち、多少ふらつく感覚を抑えながら階段を折り、無事飛行機を下りました。
立って歩き出すとさらに気分は快方に向かいました、これには一安心でした。
しかし歩き出し、感覚が急速に戻ると、全身ビチョビチョです。
すごい汗の量。驚きました。
スーツもズボンは色むらが出来てるのではないかなぁと思うほど。
それもそのはずと思わせるのが、あれだけビールなどを飲んでいたのに、着陸後もしばしトイレに無縁だったのです。それほど汗で放出されたのですね水分....
こうして、オイラの高度1万メートルからの戦いは終了しました。
もうあんな経験はしたくありません。
搭乗前の暴飲暴食、それ以降慎んでおります。
皆様も突然発生し得る出来事です、特にアルコールはほどほどがよろしいようですよ。
長文、お付き合いありがとうございました^^
★ ↓ ↓ 見たよクリック、お願いします^^(日々更新の励みです)

夏みかん 2006年10月10日(火)09時06分 編集・削除
やはり、想像?通り☆
状況と、症状は違えど私も激ヤバ状態経験あります。(女でありながら!?)
OLしてた頃、同僚の送別会でカルーアミルクなるカクテルを飲んだら途端にきました。トイレでしばらく居るも気分は治らず、早々に会場を退散。博多駅までのタクシーでは横になりっぱなし。電車に乗ったはいいけど、通勤時間帯でほぼ満員…本当に冷や汗ものでした。
乗車時間は30分…でももたないのが実感してくる…持っているのはバッグと傘。これは満員の中で傘の中かぁ!
かっこわるー!…内心パニック。
と、電車が通過待ちで某駅で一時停止。とっさに飛び下りトイレへ駆け込みセーフ。何事もない顔してまたその電車に乗った私です。
飲みすぎもあるでしょうが、私の場合カクテル1杯でこれです。
「その日の体調と慣れない飲み物には要注意」が教訓になりました。
長々と私事をすみません。
パニック状態が、ありありと私にも共感できたので。
それにしても、大変でしたね☆ 新聞記事にならなくてよかったっす♪