筑後川昇開橋の橋脚の鉄骨をみると、その手の込んだ造形が目を惹きます。
昭和10年(1935)5月に完成ということで、当時は現在のように現地での溶接や、高力ボルトによる鋼材同士の接合方法がありませんでしたから、リベットによる接合となっています。
こんな橋脚を作って持ってくるわけにはいきませんので(特に当時は)、基本的に現地組み上げでしょう。
正直、よ~やったなぁと思います。
一部分を見るだけでもこれだけのリベットですから、全体では相当数のリベット接合があります。
リベット接合についてイメージ図を作成してみました。
当時は、地上(橋上)で火をたき、そこでリベットを灼し、真っ赤になったそれを橋脚上で待つ職人へ放り上げ、それを専用工具で巧みに受け取りすぐさま接合箇所へ差し込み、打撃により反対側を丸めて仕上げるという作業だったらしく、真っ赤なリベットを20mも放り上げることもあったとか。
曲芸の域というかこれぞ職人という世界があったそうです。
またリベットも熱しすぎては柔らかすぎて垂れてしまい、かといって熱し足りないと固くとうまくいかない等、特に経験と技術を要する職人技であったとのこと。
人間の五感とはすごいもんですね。
しかしみてくださいよ、この補強された鉄骨。
今では絶対こんな造形はないでしょう(もっとシンプルな補強で終わるはず)。
か~なり手間をかけて作られていることは一目瞭然です。
見る価値あります!!(^^)
そろそろ色塗る必要ありそうですね...(真紅に蘇るのを期待してます^^)
(つづく)
(2007年02月下旬撮影)
★筑後川昇開橋の場所(マピオン)
★ ↓ ↓ 見たよクリック、お願いします^^(日々更新の励みです)
